2015年8月2日日曜日

「挑戦者にも喝采を」発売記念特集① 執筆時の作業用BGMについて



♪ 武蔵野 青と黄の男達 ♪
♪ 見せつけてやれ 俺たちの街の誇りを ♪

 「銀河鉄道999」のAメロをベースにしたチャントがよく歌われていた。ユースチームから借り出されたサッカー少年たちと、年季の入ったコアサポーター集団が織り交ぜる歌声とラッパの音色は、僕の耳にこびりついて離れることは無かった。

――「幸福すぎる90分間」より抜粋



新作エッセイ集「挑戦者にも喝采を」の発売を記念して(?)、今日から各作品作成の舞台裏や秘話を徒然に公開していこうと思います!

まずはスタートを飾る「幸福すぎる90分間」から。
群雛掲載時のお知らせ記事に制作秘話は大体記してあるので、今日は別方面から語りたいと思います。
テーマは「執筆時の作業用BGM」についてです。







実際の応援風景より

群雛内のインタビューでも述べましたが、この物語のキーワードであり、かつ創作時に最も力になってくれたのがゴダイゴの「銀河鉄道999」でした。
執筆時は常に「銀河鉄道999」を作業用BGMにして聞きまくり、テンションを上げていたものです。
原曲だけでなくアレンジ、特に吹奏楽アレンジのものは試合中の雰囲気にも近かったので、貪るようにYou tubeを検索しまくっておりました。
一番雰囲気が好きなのは大阪桐蔭高校吹奏楽部のアレンジでしょうか。



是非とも皆様も、「銀河鉄道999」を聞きながらご一読して頂ければ幸いです。


ちなみに、群雛掲載作品で言うと「走る天使」は山下達郎の「ラブランド・アイランド」を聞きながらイメージを膨らませていました。



「追い続ければ、いつかまた逢える」は函館が舞台なのでこの1曲。そして、こっそりタイトルも拝借していまして…



その一方で、「普通の凡退」は作業用BGMを設定していません。作品にぴったりはまる曲の有無には、実は基準が何なのか自分もよくわかっていないのです。
スポーツの試合は意外と「音」を楽しむ要素もあるので、これからも観戦、執筆、そして音楽の三者が有機的に混ぜていければなあ、と思っています

0 件のコメント:

コメントを投稿